とりあえずは日本のADIZをアップするための場所ですが、若干そこから見られる考察も載せていこうと思っています。

2010年8月4日水曜日

もう一度核を食らいたいのだろうか

「核の傘の下は大きな矛盾」 広島県知事が見解
http://sankei.jp.msn.com/politics/local/100803/lcl1008031944007-n1.htm

不謹慎な言い方かも知れないが、これが正直な感想。
アジアは今軍拡真っ最中。中国・南北朝鮮・台湾・ロシアと日本の周辺国は全て軍拡傾向。
東南アジア諸国も(主に中国を警戒して)軍拡傾向。
しかも中国・北朝鮮と危険で日本を敵視している国家が核戦力を保有している現状で核の傘から外れると言うのはまさにタイトルの通りとしか思えない。

もしくは「もう一度核を食らわないとわからないのだろうか」と言い換えても良い。
地方自治体の長と言うのは国防を考えなくて良いのかも知れないが、市民が今一度核の炎に焼かれかねないような発言は当然慎むべきだろう。被爆都市である広島なら尚更だ。

まずは市民が、ひいては日本の国民が如何に戦争被害・核の被害に遭わないようにするか。
それを踏まえた上で核廃絶を訴えるのが筋で、理念優先・とにかく何でも良いから「核・廃絶!」では市民団体と変わらない。市長という責任ある立場の人間の発言としては完全にNGだと思う。

日本が核加害者or共犯になるくらいなら、再度被害者になったほうが良い、と言う考えなのかも知れないが、当然私は賛同しかねる。と言うか広島の人達はこんなのが市長で良いのだろうか?

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